作词 : ticat作曲 : ZUNまたねって 飛び越えた水溜り 映った 笑顔も消えて響く 蝉の歌も色褪せていく心の唄も傾いたサッシ 窓の影が伸びて ゆらゆらゆらめきを 滲ませて立て掛けた ひとつ 傘の声もそれはきっと 誰かが抱えた痛みなの心在らず 御伽のような遊びひとつ ふたつ 哂う 哂う もっとみっつ よっつ 嗤え 嗤え もっと君と 君が 泡沫の中に 消えてくよ夕立 傘がなくて暗闇の中 1人で隠れた君も置き去りのまぼろしとカランコロン肝試し、空振りの雨どこまでも 赤い リンゴ飴とまだ 友達、 と 呼んでる わたし水色の 重い ランドセルが忽ち 雨と雲を飲み込み 膨らんだ不意に気付く… そうだわひとつ ふたつ 飛ばせ 飛ばせ そっとみっつ よっつ 隠せ 隠せ そっと君が 君に 内緒だと 増える「ワスレモノ」傘は転ぶそれは 翳る 翳る 翳る 夏の陽蜩と 鳴いて 泣いて 啼いて まだまだこのイタズラを どうか 傘の下に隠していしといしの間を すり抜けていく隠れんぼをした あの子のように誰も悲しい思いなんてしないように…誰も、誰も、誰も、誰も。飛ばした神社の 階段の数を君は覚えてる?置いてかれないように焦っては飛ばしたあの日の午後 シャボン玉落ちてく様 ただ見てた雨の日になど 飛ぶはずなんてないのにね パッと消えた傘が躍る 君も笑う ahどこまで 聞こえるの?夕方の空 二人で見上げた二度とは戻れないよぽとり ぽとり 落ちてく雨カランコロン カランコロン そう「ごめんね」、も虹の架かるあの子の望んだ絵の中(せかい)にどうか涙降らないで欲しいの傘を忘れてしまうかもしれない、私はついてはいけないのだから戸惑ったとしてもいつか、またね