作词 : 森由里子作曲 : 小野貴光夜の嵐が唸りをあげながら今宵 薄紅(うすくれない)の花びらたちを散らしてゆくあゝ 思わず両手 掲げて 受け止めてゐた天に向かひて 光を乞ふみたいにさう貴方といふ さう希望だけは散らせはしなひとあゝ 信じて信じて信じて生きるどんなにどんなにどんなに昏(くら)き向かひ風に煽られても 抗ひて嵐の中で咲く桜よ 燃え立つ熱き命闇を照らし今をひたぶるに強く生きる華よ嵐の中を往く貴方は私のたったひとつの光る志此の身が果ててもついてゆく 風の彼方眼の前の道 もしも閉ざされたらきっと扉壊して 貴方は前に進むでせうあゝ 引き留められぬ 貴方の生き様なら貴方の誠 私の誠にしてさう明日といふ さう寄す処(よすが)だけを求め続けたひあゝ 何度も何度も何度も倒れどんなにどんなにどんなに傷を負ふとしても生きて欲しい 必ずや荒野の中に咲く桜よ 繚乱 止め処もなく己(おの)が使命抱きてひとすじに命懸ける人よ焔(ほむら)の中を往(ゆ)く貴方は私のたったひとりの愛しき魂絆は斬れない誰にも どんな時もやがて生まれる曙光(あけぼの)涙は置き去りに歩いて往かう此処でこんなに愛せる人に出逢へた喜びが強く私を変へたから嵐の中で咲く桜よ 燃え立つ熱き命闇を照らし今をひたぶるに強く生きる華よ荒野の中に咲く桜よ 繚乱 止め処もなく己(おの)が使命抱きてひとすじに命懸ける人よ焔(ほむら)の中を往(ゆ)く貴方は私のたったひとりの愛しき魂絆は斬れない誰にも 時を越へて