誰にも言いたくない世界の中で鏡に映るのは幻だひとりでやりきれない気持ちがあたりに散らばり片付かない溢れたもの息を止めているだけ言葉に出せず飲み込んだ踏み外した夜の街舞い踊れば三日月飛び込んだ窓の外は輝いて見えた口を衝いた痛みさえ囀れば夢ならば掴めそうもなく遠くさらさらと消えた誰にも見えない存在なら全てを嘘にしてしまえると心が足りなくてもがいてるあなたに言わない言葉ばかり失くしたもの意味も考えないで思い出ごと忘れてしまえよ踏み外した夜の空不眠症の三日月覗き込んだ部屋だけが眩しすぎたんだ踏み外した夜の街舞い踊れば三日月覗き込んだ君の瞳は逆さまに見えたありふれた悲しみさえ嘯いた戯れだ掴めそうもないままで宙に消えただけ