ただ満たされる 散る花びらに儚く思うこともないただ触れ合って 深く落ちてく涙に咲く香りを甘く静かな水面 乱すのは私の傷静かに 廻りだした時計に戻れない指先の 冷たさ温もり触れ合う感覚 混じることのない世界瞳の奥に眠る刺激が 気づかぬように目覚めるのを待ち望ぞんで息を止めても 進み続ける水は流れ広がる初めて落とした雫 思い出にもならないそうして バラの棘が刺さる 縛りつける心に 震える感情記憶をたどれば 紅い花が朽ちてる戻れない今行かないで 私を見ていてほこりにまみれた 花びら愛しくて 燃える口付けをもう一度 私を抱きしめて廻りだした時計に 戻れない指先の冷たさ温もり 触れ合う感覚混じることのない世界瞳の奥に秘めて紅にそまる 私だけの世界に伝わる温もり 白い羽は破れて私は目覚めていく気づかぬ明日へ