夜は深まり...夢の帳 静かに降りる遠く流れる 貴方の微かな鼓動オト耳を澄ました念いは密かな糸で二人をずっと結び付けているから...何度生まれ変わってもまた巡り逢う運命に溺れたとしてもこの恋は...貌など滅んでも 僕は怖くない花咲く季節 貴方とまた此処で出逢うなら頬に零れ落ちた花びらに触れて 空を見上げる木立はざわめき...時が止まる気配の中で夢の果てに 貴方が近付く足音が聴こえた「再び 貴方に逢えた...」言葉はきっと届きはしないけど...もう一度 生まれ変わっても 忘れない清らかに美しく漂う貴方の薫りを時代に攫われても 僕は待っている春の月が儚い願い叶えてくれるなら何度生まれ変わってもまた巡り逢う運命に溺れたとしてもこの恋は...貌など滅んでも 僕は怖くない花咲く季節 貴方とまた此処で出逢うなら頬に零れ落ちた夜露が月に光り水面のように悲しく揺れる